『CrasH Talk』ScHoolboy Q

こんにちは、シンです。今日は先日発売したばかりの ScHoolboy Q の『CrasH Talk』についてご紹介したいと思います。

このアルバムを一言で表現すると以下です。

いつものQさん+新機軸のQさん

まずはいつものQさんのこちらをご覧ください。


謎の紙袋をかぶって、アルバム内の白眉ともいえる『5200』を披露しています。盟友Kendrickも参加しているこの楽曲ですが、相変わらずラップの熱量がすごい。そしてHookが秀逸。特徴的なアンプリングと相まって、反復が病みつきになります。

俺は札束(≒つまりは紙幣に印刷されている死んでしまった大統領)を数えている。

その他にも、タイトルが独特な『Numb Numb Juice』をはじめ『Gang Gang』や『CrasH』や『Attention』といったQさん十八番といった楽曲が並びます。ダークな雰囲気で縦ノリできるビートに、こびりつくようなライミングが絶妙です。車の中で爆音で聞きたら気持ちいい楽曲ばかりですね。

ちなみに『Numb Numb Juice』のPVはこちら。各所でパロディーが織り交ぜられています。 もちろん終始ダークなんですが、ところどころユーモアがあってクスっと笑ってします。


そして、新機軸のQさんはこちらです。


『CHopstix』ですが、 Travis Scottに何回『チョップスティック』と言わせれば気が済むんだというような楽曲になっています。ちなみに 『チョップスティック』 は女性の足を暗に意味しています。こちらは海外のレビューではあまり好意的に受け入れられていません。今っぽいといえば今っぽいのかもしれませんが、繰り返しが効果的でないと判断されたのかもしれませんね。ビートもひねりが無いので。しかしながら、 Travis Scottに『 チョップスティック ≒ 箸』 を連呼させた曲として頭に残る一曲ではあります。

また、客演が豪華!6LACKに、21 Savageに、TY Dolla Signに、YGに、Kid Cudiに、Lil Babyが参加しています。どちらかとゲストがいる楽曲は新機軸の楽曲が多いようです。個人的には『Drunk』なんかは後ろでピアノが鳴っていてアンニュイなムード漂う一風変わった楽曲となっていて楽しめます。

Mac millerの急逝を受けて、発売が延期になった今作ですが、久しぶりのQさん節を楽しみたい方には必聴のアルバムとなっております。

ではではー

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