こんにちは、シンです。
堀江貴文(以下、ホリエモン)さんの『疑う力』を読んだのでツラツラとまとめていきます。この本を要約すると、
しょせん、常識(≒多くが共有する情報)はある集団もしくは個人の『認識』である。そのため多くの情報に触れて、自分の頭で見極めることが大切と言った感じです。
これはその通りです。ホリエモンさんは周りに左右されず自ら考えることを強く推奨されています。特に日本は『空気を読む』であったり、『同調圧力』といった文化が強いので、こういった姿勢は特に大切です。
思えば、ホリエモンさんのフジテレビ買収はさまざま方面から叩かれた記憶がありますが、今でいうNetflexを目指してたのですよね。こういう先見性も『自分の頭で考える』ホリエモンさんだからアイデアが浮かんだと思います。
本の中で3点ほど印象的な所がありましたのでご紹介します。
ホリエモンさんの指摘はごもっともだと思います。実際、今ではもう大学に入っても若者が得られるメリットは少ないと感じます。『今すぐやりたいことを始めた方がいい』とおっしゃっていますが、大多数はやりたいすらわからないというのが本音ですので、大学に入る代わりに『手を動かす』というのが現実的ではないでしょうか。ゲームでもコーヒーでもアイドルでもささいなことでいいので、まずハマってみる。今の時代『好きなこと』を見つけることは簡単です。情報にアクセスする手段はSNSなどしっかり整っています。世界を知るためにまず行動すること。アクティブな著者ならではの言葉として印象的でした。
『時間密度』というキラーフレーズを出してくるあたりがいかにもホリエモンさんらしい。確かに日本において情報量×能動性×作品の質では他のメディアとは比べ物にならないくらい素晴らしいメディアと言えるでしょう。日本のマンガは質が高いので海外でもこれからもっと普及すること必須です。
自分に自信がないからその保証として資格にすがってしまいがちですが、手に入れられない情報なんてネットが発達した世の中ではほぼないと思います。それよりかは実際に行動にうつしてみる行動力や仮に失敗したとしてもその経験の方が価値が高いので前述したように『手を動かす』のが、実力をつける上で一番の近道なのだと感じました。
『疑う力』は『自分の中の違和感』をどれだけ大切にできるかなのではないでしょうか。腑に落ちるとか腹に落ちるとかの言葉にある通り、人間の感覚は元々かなり優れていると思います。しかしながら、常識を受け入れて考えない方が楽なので、いつの間にかその習慣が染み込んでいってしまいます。
自分の感覚を信じ『おかしいな』と感じたら、さまざまな情報に触れて自分の頭で考える。 このことを意識させる一冊です。最後に著者の一言。
ではではー
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