こんにちは、シンです。今日はBROCKHAMPTONの『GINGER』を紹介します。 BROCKHAMPTONはアメリカのヒップホップグループです。今日は新作の『GINGER』について紹介します。
アメリカの音楽誌などでは『内省的すぎる』とか、アルバム全体を通して聞くと『チグハグ』と言われたりして、あまり好意的なレビューが少ない気がしますが、僕は好きです。リードトラックの『NO HALO』とか『SUGER』は普通にいい曲です。
歌詞が『内省的』というのは確かにその通りですね。素直な心情を吐露している感じです。
Spending all my nights alone, waiting for you to call me. You are the only one I want by my side when I fall asleep ― 毎晩ひとりぽっちで過ごしている。君からの電話を待ちながら。僕が眠りにつくときはそばに居てくれないか。君は僕が会いたい唯一の人だから。
I don’t know where I’m going. If I gotta take the high road, I’m rolling. ― 僕はどこに向かっているのかも分からない。高い道に登ったなら転がっていくだけだ。
グループの危機みたいのも無くはなかったようですね。まあ大所帯ですし、いろいろとあるんでしょう。アルバム全体が統一性に欠けると言った批評はその通りですが、その分、素直で隠すところない心情の歌詞だったり、『ばらけた』感覚が持ち味になっていて、面白いアルバムです。
個人的には前に挙げた2曲は後ろでアコギが鳴っていて好きです。小学校の頃によく聞いていたリップスライムの『Tales』とかを思い出します。
その他にも宇宙っぽい感じの表題曲の『GINGER』だったり、流行りを取り入れたフローの『LOVE ME FOR LIFE』だったりと面白いです。
トラックが凝っていて、いろいろな声(大所帯!)が楽しめる一枚です。ではでは。
コメントを残す