『労働なんかしないで光合成だけで生きたい』スガシカオ

こんにちは、シンです。今日はスガシカオさんの最新アルバム『労働なんかしないで光合成だけで生きたい』を紹介したいと思います。

このアルバムを一言で表すと、

『THE LAST』と対を成すアルバム

スガシカオさんのディスコグラフィーの中で『THE LAST』は大変意味を持つ重要な作品ですが、そちらを『陰』とするなら、こちらは『陽』となる作品です。

それを証明するように『THE LAST』は非常にパーソナルな内容かつアコースティックギターが印象的な『ふるえる手』で幕を開けるのと対照的に、今回は十八番のご機嫌ファンクナンバーで始まります。

アルバム全体をとおしてバラエティー豊かな楽曲が詰まっているので、スガシカオさんの現在の魅力をいろいろな方向から楽しめるそんなアルバムになっています。

『労働なんかしないで光合成だけで生きたい』はこんな感じ。


ザクザクしたギターの音色が心地よく、サビのキラーフレーズが耳に残る楽曲です。気持ちいい!

このほかにも、ギターの美しい伴奏が特徴的な『am 5:00』、kokua再集結といった趣の『黄昏ギター』、『ぼくたちの日々』や『お別れにむけて』といった名曲群を思い出させるような『深夜、国道沿いにて』など多様な楽曲が揃っています。

スガシカオさんといえば、その独特な歌詞が有名ですが、今回もシカオ節が炸裂しています。 さまざまなベクトルの歌詞があるので、何度も繰り返し聞きたくなるような曲ばかりです。

渋谷区初期衝動2丁目3-2のマンション、腐って生まれてきた不良債権のおれは ― 『おれだってギター1本抱えて 田舎から上京したかった』
深夜のファミレスで飽きずに話してたことは 僕らが手に入れるはずだった ちぽっけな未来 ― 『黄昏ギター』

生まれ変わったスガシカオの衝撃的なデビューアルバムが『 THE LAST 』なら、今回はその魅力を余すところなく多面的に感じることができるセカンドアルバムが本作といった感じです。

ではではー

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